海ぶどう
沖縄の近海でとれる「海ぶどう」は、「グリーンキャビア」「長命草」とも呼ばれる海藻です。
「海ぶどう」は、生育地域が限られ、プチプチした食感が貴重な海の食材です。
沖縄特産の「もずく」はスヌイといい、本州ものとちがい、太く長いのが特長で、ふともずくなどとも呼ばれています。
90パーセントがフコイダンという成分でできている、すぐれた海藻です。
もずくの旬は春頃ですが、現在では養殖生産され、全国の9割が沖縄県産です。
カルシウム、ビタミン、ミネラルのほか、食物繊維が豊富に含まれる沖縄の海藻は、健康食品のトップにあげられるほどです。
酢をかけるだけのもずく酢ですが、病原性大腸菌O-157への殺菌作用や抗ガン作用が確認され、脚光をあびています。
●海ぶどうサラダ
海ぶどうを、よく水で洗い、ワサビとしょうゆで食べます。
●海ぶどうの海鮮丼
ご飯に、マグロやかつおなどの刺身と海ぶどうを盛ります。
すったとろろ芋、だし、しょうゆをかけます。
●もずく酢
洗ったもずくに、合わせ酢をかけます。
●もずくの天ぷら
洗って水気をきったもずくに、衣をつけて揚げます。
ほかに、沖縄の海藻には、アーサ(ひとえぐさ)やモーイ(いばらのり)があります。
●アーサ汁
水でもどし、しぼります。
かつおだしを煮立て、アーサと角切りにした豆腐を入れます。
塩、しょうゆで味をととのえ、ひと煮立ちしたら、最後にショウガ汁を加えます。
●モーイ豆腐
モーイは、何度も水を替えてよく洗い、水気をきり,細かく切ります。
かつおだしにモーイを入れて煮立て、塩、しょうゆ、サラダ油で味つけをします。
トロリとしたら、流し箱などに入れて、冷やして固めます。
みじん切りのニンジンやグリーンピースを入れると、彩りがきれいです。
固まったら、薄い板状に切って、盛りつけます。
アーサやモーイはどちらも、乾燥させて保存し、水でもどしてから使います。
モーイは、寒天のように、加熱すると溶けて、冷やすと固まる性質がある海藻です。
沖縄の海藻には、沖縄の人々の元気の源がたっぶり含まれています。
このように、いつも身近にある食材が、沖縄料理を支え、沖縄の人々の暮らしを支えているのでしょう。
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