魚のマース煮

最近の塩ブームで、「シママース」もすっかりなじみ深くなっているのではないでしょうか。
沖縄で作られた塩を「シママース」といい、マースは塩のことです。
「シママース」は、粗くて、湿気があり、濃厚な味の塩です。

魚を「シママース」だけで煮る「魚のマース煮」は、シンプルでありながら、しみじみとした上品な味わいの魚料理です。
〈キスとわかめのマース煮〉では、あらからとったダシ汁を使います。
まさに、「シママース」が味を決め手となる料理です。

●沖縄料理レシピ〈魚のマース煮〉
材料
白身魚、シママース、酒

作り方
白身魚のウロコと内臓をとり除き、水できれいに洗います。
水、シママース、酒を入れて、煮立たせます。
水は、魚が浸る程度の量にします。

魚を入れて、身に火が通り、白っぽくなるまで煮てください。
アクが出たら、とり除きます。
味がととのったら、〈魚のマース煮〉の完成です。

●沖縄料理レシピ〈キスとわかめのマース煮〉
材料
キス、わかめ、三つ葉、シママース、酒

作り方
キスを三枚におろします。
キスのあらに、ひたひたの水を入れ、火にかけ、ダシをとります。
ダシ汁をこし、シママースと酒で味をととのえます。

キスの身をダシ汁に入れ、煮ます。
キスに火が通ったらわかめを入れ、サッと色が変わったら〈キスとわかめのマース煮〉の完成です。
三つ葉を盛りつけると、さわやかです。


「シママース」は、海水に含まれるミネラルのほかに、カルシウム、ビタミンE、ビタミンC、ナトリウムなど、老化防止や健康維持に不可欠な成分が多く含まれています。
また、「シママース」は沖縄料理に使うばかりでなく、厄よけやお守りとしても愛用されているのです

新車を買ったら、泡盛と「シママース」を車にかけ、交通安全を祈願します。
引越しのときには、まずはじめに、新しい家に「シママース」とみそを運びます。
小さい袋に「シママース」を入れ、お守りとして持ち歩いたり、運転席には必ずぶら下げます。
このように、沖縄の人々は「シママース」を身近において、たいせつにしています。

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