ソーキそば

「ソーキそば」は、ソーキの煮つけさえあれば、そばにのせるだけのカンタンな料理です。
骨つきアバラ肉のことをソーキといい、韓国風焼き肉料理ではカルビと呼ばれている部位です。
骨ごと煮こむので、旨みが出て、コラーゲンたっぷりの食材になります。

ソーキの煮つけをおいしく作るコツは、下ごしらえにあります。
ソーキ骨を流水でていねいに洗います。
たっぷりの熱湯でゆで、ゆでこぼします。
ここで余分な脂が落ちるので、味もしみ込みやすく、サッパリと食べられるのです。

そばといっても、「沖縄そば」はそば粉は使わない小麦粉だけの麺です。
中国大陸から伝わったとされるように、沖縄には、中国のそばに似ている麺がたくさんあります。

水分の量と練り具合から生まれる、独特の麺の固さが「沖縄そば」の特長です。
歯ごたえある固さとともにあるモチモチ感が、食欲をそそります。
「沖縄そば」は麺の太さも、のせる肉のボリューム感とよくマッチしています。

「ソーキそば」のほかによく食べるのが、「フーチバーそば」「テビチそば」です。
よもぎの葉を練り込んだフーチバーそばは、グリーンがきれいな麺です。

テビチは、ソーキと同じように豚足をやわらかく煮込んだ料理です。
煮込むほどやわらかく、ゼラチン質となった軟骨や靱帯がとろけるような食感です。
まさにコラーゲンたっぷりのテビチも、沖縄料理には欠かせません。

元気があふれる沖縄には、ソーキやテビチをポンと「沖縄そば」にのせて、いつでも手軽に食べる習慣があります。
「沖縄そば」をはじめて食べた人は、ダシのコクにおどろき、その後、とてもさっぱりしていることにおどろくといいます。

かつおダシや豚ダシを使うそばつゆは、決して濃いわけではありません。
やはり、そこに沖縄料理のポイントがあるようです。

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