伝統料理ラフテー

沖縄の人々にとって、〈ラフテー〉はなくてはならない伝統料理です。
沖縄料理では、肉といえば豚肉のことで多くの料理に使い、なかでも〈ラフテー〉は豚肉料理の王者ともいえます。

家族と囲む食卓に、大勢が集う席にも、祝いごとでも不祝儀のときも、どんなときにも欠かせない料理です。
沖縄の酒、泡盛を使って作る豚肉の角煮が〈ラフテー〉です。

豚肉は、人間の身体に必要な必須アミノ酸がバランス良く含まれている、良質のタンパク源食品です。
体内で作り出すことができない必須アミノ酸は、食事から摂取しなければなりません。

成長促進や肝機能を高める必須アミノ酸のほかに、豚肉は、体内の細胞膜を構築するためのエネルギー源となる良質の脂肪を摂取することができます。

豚肉の脂質は、酸化しにくく、ビタミンをより吸収しやすくするために必要な成分なのです。
一人あたりの豚肉消費量が日本一である沖縄が、日本一の長寿県である裏づけがここにあります。

●沖縄料理レシピ〈ラフテー〉
材料
豚三枚肉、泡盛、かつおダシ、砂糖、しょうゆ

作り方
豚三枚肉を流水で、ていねいに洗います。
たっぷりの熱湯で、1時間ほどゆで、ゆでこぼします。
5~6センチ角程度にカットします。

肉が浸るくらいに、かつおでとったダシ汁と泡盛を入れ、中火で30分ほど煮ます。
砂糖を加えて30分ほど煮たら、しょうゆを加え、弱火にして1時間ほど煮ます。

途中の味をチェックして、砂糖としょうゆを足してもよいでしょう。
肉がホロリとやわらかくなったら、強火で汁気をとばすように煮つめます。

〈ラフテー〉は、日本酒を使ってもできますが、せっかくですから、ぜひ泡盛で作りましょう。
コトコト煮込むので時間はかかりますが、それほどの手間ではありません。

盛りつけには、千切りのショウガと練り辛子を添えます。
箸でつまむとホロリと切れる、ツヤのある沖縄の伝統料理〈ラフテー〉の完成です。

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