沖縄料理レシピ「豆腐よう」とは?
沖縄独特の不思議なたべものに「豆腐よう」があります。
「豆腐よう」は、豆腐を発酵させた食品で、泡盛の香りのする沖縄の誇る珍味の王といえるでしょう。
ほんの少し口に入れただけでひろがる、濃厚なコクと香りは、よくチーズなどにたとえられます。
ルーツは中国の乳腐と考えられ、保存するための工夫から生まれた貴重な食べものです。
豆腐をカビさせて発酵し、塩漬けしてできた乳腐は、中国ではおかゆのトッピングにしたり、炒めものの調味料として使われています。
「豆腐よう」は、どのように作られているのでしょうか。
米麹を2週間ほど泡盛に漬けこみ、米麹がやわらかくなったらすり鉢ですりつぶします。
どろどろ状の液体になったら、泡盛でもどした紅麹を入れてまぜます。
塩と砂糖を加えて、漬け汁のできあがりです。
島豆腐は、3センチ角程度に切りそろえ、ひとつずつていねいに塩をまぶします。
豆腐をかげ干しし、腐らせないように、裏返しながら乾燥させます。
豆腐の表面が乾いて、黄色味を帯びてきたら、泡盛で2?3回きれいに洗います。
消毒した保存用容器に、豆腐と漬け汁を入れ、密封して熟成させます。
2カ月め位から食べられますが、半年くらいがが一番おいしいといわれています。
このように「豆腐よう」は、時間と手間をかけて作りあげられた貴重な食べものなのです。
「豆腐よう」は泡盛との相性がバツグンで、焼酎やビールのおつまみとしてもおすすめです。
さらに、チーズのような風味なので、ワインと一緒に食べてもよく合います。
沖縄の珍味王「豆腐よう」を酒の肴にいただくばかりでなく、いろいろな料理に使ってみましょう。
●沖縄料理レシピ〈豆腐ようのパスタ〉
材料
豆腐よう、ピーナッツ、ゴマ、ニンジン、絹さや、島らっきょう、スパゲティ
作り方
豆腐ようは、汁気をよくきり、すったピーナッツやゴマを加えて、よくまぜ合わせます。
ニンジンは細く千切りにして、絹さやとともに熱湯にサッとくぐらせます。
島らっきょうは、細切りにします。
スパゲティをゆで、オリーブオイル少々をふります。
軽く野菜を炒め、スパゲティを入れて炒め合わせます。
豆腐ようソースを入れ、よくからめ、塩・コショウ少々で味をととのえます。
他にも、「豆腐よう」の食べ方を工夫してみましょう。
おもちに「豆腐よう」を塗って焼き、海苔を巻きます。
ソーミンチャンプルーを炒めるときの味つけに「豆腐よう」をプラスします。
魚や肉の煮もの、蒸し料理のときに、隠し味として「豆腐よう」を加えます。
「豆腐よう」に、チーズ、ピーナッツバターなどわ練りまぜて、クラッカー、パンなどに塗ります。
「豆腐よう」とマヨネーズをまぜて、きゅうりやレタスサラダなどのドレッシングにします。
「豆腐よう」を苦手に感じた人も、こんな食べ方なら風味を楽しめるのではないでしょうか。
ほんの少しをまぜ合わせるだけで、沖縄料理に一気変身しますよ。
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